2017年11月25日土曜日

晩秋の下部温泉と富士五湖巡り(その2.久遠寺と下部温泉)




久遠寺の石段は、三門から本堂に続く287段の急石段だが、今回は国道52号(身延道)から山道を抜けたら、
久遠寺の駐車場に直に着いてしまったので、この有名な急石段は上らずにすんだ。
All Photo by Jovial TAKA



早川探索を早々に切り上げ、山を下りれば紅葉もまだ見られるだろうと身延山久遠寺に向かった。まだ昼前だった

が、雲が切れて陽が差してきた富士川沿いの52号道路をゆっくりと走った。信号も少なく広い道なので車も走りや

すかった。NAVIに従って枝分かれした山道をしばらく走って行ったら、山を下った先でいきなり久遠寺の駐車場に

着いてしまったのにはビックリ! 南側の正門からの道ではなく、北側の裏道から近道で入った様だった。もう10年以

前に、春のサクラを見に来た時には、久遠寺と全山・寺々に枝垂れ桜が植えられていて見事な眺めだったのを思い

出した。久遠寺の本堂や伽藍の脇にも、樹齢数百年と言われるサクラの古木が沢山の花房を枝垂れていたのは、壮麗

な美しさだった。連れと本堂をお参りし、ついでに本堂に続く祖師堂と報恩閣を参拝した。シーズンオフなので参

拝客は少なかったが、仏道を学ぶ大学と書院を備えた日蓮宗総本山のアカデミックな雰囲気と荘厳な趣きを楽しませ

てもらった。この周辺は紅葉の名所なのだが、西側の山陰になるせいかまだカエデは色づいておらず、紅葉には早過ぎ

ようだった。



報恩閣の受付脇に置かれていた生け花がきれいだった。仏花らしからぬ華やかさがあって目を楽しませてくれた。



身延山久遠寺の本堂・祖師堂・報恩閣(奥から)の佇まい、報恩閣前の池脇には樹齢数百年と言われる枝垂れ桜が
すっかり葉を落として佇んでいた。


久遠寺の三門から下る道の両側には、仏具屋や土産物屋が続いていたが、如何にも古色蒼然とした街並みで大正時代

にタイムスリップしたような気がした。駐車場に車を入れて甘味屋に入り、熱いお汁粉をいただいた。天気は良かっ

たが冷え込んでいたので、身体が温まり、焼き餅と小豆の甘みが身体に元気をくれたように感じた。今夜の宿の食事

が楽しみだったので、道中はコンビニで肉まんを買って食べたり、煎餅を車中でかじったりの小腹食いで済ませて

来た。



夕食は前酒の自家製梅酒に始まって、10種の会席料理が次々と運ばれてきて、眼とお腹を満たしてくれた。各皿の
味付け・盛り合わせ量も申し分なく、地酒の「大冠」をぬる燗で飲みながら、とても美味しくいただいた。中で
もヤマメの塩焼きは絶品、竹籠に入れて杉の葉と共に運ばれてきたのには大喜び。仕立てのきれいさは絶妙、
スタッフのサービスが行き届いていたのも気持ちが良かった。この宿の会席料理が気になる方は、以下のHPを
覗いてみて下さい。板長の案内と共に、各種のメニューが載っています。 http://iyasu.com/dish/



さて、陽射しも午後遅くの淡い色になってきたので、そろそろ今夜の宿へ向かおうということになり、下部(しもべ)

温泉を目指して52号道路に戻って北上し、富士川に架かる橋(波高島バイパス)を渡り、JR下部温泉駅からしばらく

山道を上って行くと宿はあった。温泉街は、下部川に沿った狭い山間いの道路脇にあり、全客室23部屋のこじんま

りした宿だった。ここは連れが予約してくれたのだが、「健康・旬彩の宿」と名打つ宿で、硬水・アルカリ度PH

9,5のすべすべした温泉質と、板長の腕によりをかけた会席料理が特徴と聞いていた。泊り客の評判もネットでは

とても良いのも聞いていたので、楽しみにしていたのだ。

宿に着いて早速大浴場「南天の湯」に浸かってみた。ここ一年私的には、住む棟北側の四本桜公園の清掃・手入れや、

南側庭の芝生の手入れ(雑草取りや除草作業)に加え、今月には協力してくれる人たちと、アカメモチの生け垣刈り込

みまでやったりしたので、その作業が一段落して周辺の美観が整ったことへの゛ご褒美゛と言うか、疲れ休めの意味

合いもあったので、温泉浴はまことに気持ちが良かった。五種類のお湯(熱湯・ぬる湯・歩行浴・泡風呂・サウナ)に

全部浸かってみたが、「泡沫浴」という泡風呂は、下から強力な泡が沢山噴き出ていて、腰や肩や身体各所に気泡が

当たって、格別に気持ちが良かった。なんだか生き返ったような気持ちになった。ほぼ1時間程温泉に浸かっていたが、

部屋に戻ったら連れは「よくそんなに長く入っていられるわねぇ!」とあきれていたが...




翌朝の朝食も美味しくいただいた。右上の鍋は湯豆腐、画面の料理の他に朝がゆ(モチモチ味で美味)・ご飯と
味噌汁があり、量的にも丁度良く全部平らげた(ご飯はお変わりしたが)。


<この項つづく>


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