2010年4月8日木曜日

゛懐かしの昭和歌謡BOSSA゛と最近のライブから

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荻窪アルカフェで、恒例のショートライブ(一人4曲・20分)があり、今回も私を入れて6人(組)の出演者たちと楽しく交流した(3/28)。老若男女(私が平均年齢を上げているが!)、歌も楽器も様々、得意ジャンルも東欧風アコーデオンに始まり、Gt・Uk・ピアニカなどでJ=POPSカバーあり、オリジナルあり、ボサノヴァ・インストあり、などバラエティに富んでいた。
中でも、ミヤビンの昭和歌謡Gt弾き語りは、ユーミンや拓郎などのニューミュージックが登場する以前の歌謡曲にこだわっていて、「みんな夢のなか(高田恭子)」、「スーダラ節(植木等とクレージーキャッツ)」を独特のマッタリしたリズムで歌ったものだから、みんなすっかりほどけて眠くなってしまった。彼によると、自分の歌で゛うたた寝゛をしてもらうのが最高! と言ってる。現に、「うたたね・ド・パリ」という3人バンドでライブ活動をしているくらいだから、なかなかコンセプトが面白い。
太鼓ボディのエレ・アコから繰り出すマッタリ・リズムで歌うミヤビン Photo by TAKA

この夜私は3曲のオリジナル曲を弾き語りした。新曲の「Spring Rain・春の雨」と「One Side Love」、そして「シマフクロウとルリタテハ」だった。「Spring Rain」はライブでは2度目のお披露目だったが、コードも歌いながら少しづつ修正したりして完成に近づいている。
 
その前夜(3/27)、調布の猫村ではNanami さんとむーさんのコラボライブがあり、「懐かしの昭和歌謡BOSSA」というタイトルに魅かれ、自宅も近いので電動チャリで出かけたみた。歌は、丸山圭子の「どうぞこのまま」に始まり、陽水の「いっそセレナーデ」、ユーミンの「あの日に帰りたい」など、ボサノヴァ・アレンジの懐かしメロディのオンパレード!
Nanamiさんの歌は中でも、竹内まりあの「駅」と石川さゆりの「ウィスキーがお好きでしょ?」が出色だった。むーさんのコードアレンジとソロパートにも工夫のあとが有り有りと見られ、懐かしい歌の味付けが良く、私はすっかりくつろいでしまった。請われるままに、荒井由美の「海を見ていた午後」と陽水の「ジェラシー」を、むーさんのGtを借りてボサノヴァ・アレンジで弾き語りしたことを付け加えておく。
やや低めのキーしっとりと歌うNanamiさんと、マイク・インしたスパニッシュGt を力強く弾くむーさん Photo by TAKA

□                                        Nanamiさんは、゛サンバはちょっと苦手゛と言っていたが、確かにサンバのリズムに乗って歌うにはリズム感が要る。でも、バックに助けられると結構乗り乗りで歌えてしまうから不思議だ。
大塚のエスペート・ブラジルでのChaeさんのライブは、高田泰久(7Gt)と井出野敦(Perc)両氏とのコラボだったが、切れのいいGtとリズム抜群のPercに乗せられて(!)、Chaeさんは「Berimbau」と「Batucada Surgiu」(?)の2曲を気持ちよく歌っていた! どちらかと言えば、ゆったりとしたボサノヴァが得意で、サンバは踊れないし歌えない、と言っていた彼女も、バックにいいメンバーを迎えるとまた違った雰囲気の歌が歌える好例を見た気がする。

地元狛江のadd9thでの恒例セッション(2/27)には、音楽好きの仲間が集まって、いつも深夜まで楽しい交流が続く。プロもアマも関係なく、この夜は輪に入ったり誘ったりで歌と演奏を楽しむのだ。
 英里君の迫力あるブルースの歌声に、ナベさんのベースが呼応し、シオノさんのリードが爆走する! Photo by TAKA   

この夜私は、新曲の「Spring Rain」を初めて人前で歌い、「The Shadow of Your Smile」と「Carinhoso」を弾き語りし、ボサノヴァ・スタンダード曲を数曲、ピアノやベースとセッションして楽しんだ。夜が更けてからもますます歌と演奏が盛り上がり、熱が高まっていったセッション・ナイトだった。                                               

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