2014年2月8日土曜日

2月の歌会から



横浜山手の「山手111番館」、古い木造建物だがきれいに管理されていた。All Photo by TAKA

「第8回横浜山手芸術祭」と名打って、横浜山手地区にある14の西洋館を会場として、音楽会や絵
画展・写真展など多彩な催しが1か月にわたって(2/1~3/2)開かれており、Miさんとタダさんの
「ボサノヴァ・ミニライブ」があるという案内をタダさんから頂いたので出かけてみた。Miさんは、カル
チャー・センターでボサノヴァの歌講師をされていて、素敵なピアノの弾き語り、タダさんはギターの
名手、二人のデュオは長いコンビなので、聞いていてもとても寛げるボサノヴァで定評がある。
会場は山手111番館、木造の古い建物ながら、外観も内部も手入れが行き届いていて、とてもき
れいだ。床の傷みを防ぐために、スリッパに履き替えて中に入る。

丁度南風が吹き込んでその日の陽気もよかったし、しばらく横浜に出かけてなかったので、昼ライブ(14:00~15:00)の後、横浜中華街で飲茶を楽しもう、という目論見もあって、食い友RKさんを誘って出かけてみた。元町・中華街の駅には、直接山手地区の高台に上れるエレペーターがあって、便利になっていた。あの急坂を登った記憶がウソのようだった。
15分ほど前に会場に着いたのに、すでにほぼ満席の状態にはビックリ、仕事をリタイヤして閑になったと見えるおじさんたちがほとんどで、たまに女性が混じるくらい。゛芸術祭゛ということでほとんどが無料の催しなので、入りやすかったのかもしれない。2階への吹き抜けで室内はとても開放感があり、また、木造りのせいかとても音響がナチュラルで、歌もピアノもギターもいい音が出ていてよかった。


プログラムによると、『ゆったりとした午後のひと時、甘く切ないボサノヴァを』とのキャッチ・フレーズ。選曲もラブ・ソングを中心にした親しみやすいボサノヴァがほとんど。「ヂンヂ」・「ドラリッスィ」・「ジャヌアリア」「あなたなしで」など8曲を約1時間で聞かせてくれた。部屋の空調もよく、心地良さでふっと眠くなる位。ラスト曲が終わると、会場からはアンコールの拍手が途切れず、Miさんは弾き語りで「太陽の道」で応えてくれた。



Miさん(Vo/Pf)とタダさん(Gt)のデュオ(上)、満席で立ち聞きもいた会場の様子(下)

昼ボサ(お昼時のボサノヴァ!)ですっかりくつろいだ後は、またエレベーターで高台から降りて、下の中華街に行ってみた。折からの春節で、中華街は大変な賑わいだった。人の群れをかき分けつつ、市場通りの小さなお店で飲茶の看板を見つけ入ってみた。夕方の時間帯だったのでお店は空いていて飲茶を楽しめた。
春巻き・小籠包・シュウマイ・エビ餃子・魚翅(フカヒレ)餃子・千巻・チャーハンに杏仁豆腐がついて、手作り飲茶セット1,580円也。温かい紹興酒を飲みながら食べたが、とてみ美味しかった。飲茶なので一品が一口か二口なのだが、チャーハンが゛パラリッ゛としていて、言うことなし!すっかり満腹となった。


駅に戻る途中、広場の人だかりと銅鑼の音に釣られて、人並みの頭越しに覗いてみると、カラフルで愛嬌のある中国獅子舞(舞獅ーライオンダンス)だった。銅鑼や太鼓の音に乗せて、2人が中に入って演じる獅子のポーズは、一直線に伸びあがる立ポーズや、膝附ポーズなど様々な姿態があり、その都度観客に向かって見得を切る姿が面白かった。「招福駆邪」の舞にあやかって、今年もいいことがありますように、との春節の気分をひと時楽しめた。

見得を切る黄色と緑の獅子舞(上)と、飲茶店のメニュー写真(下)


さて、今週のかようかいには、タペストリー(高校同期バンド)のメンバー3人が遊びに来てくれた。昨年の12月に一度寄りたい、との機会があったのだが、たまたま私の都合が悪く延び延びになっていた。この日は、午後からの雪で冷え込んでいたのだが、迎えに出た喜多見駅には、3人そろって待っていたのにはビックリ。自転車を引き引き、ゆっくり歩いてお店まで3人を案内した(20分弱)。バンドの中では、シローはフルート、タカオちゃんとナッケンはトランペットの担当だが、かようかいは店置きの歌本を手引きに、皆で歌いあうのが通例。ただし、店置きのギター(なんと4本)やベース、トランペットに鳴り物(シェーカー・ギロ・マラカスなど)、普段は弾かないデジタル・ピアノなど、色々揃っているので、伴奏、イントロ・間奏・エンディングソロ弾きも自在に入る。

この夜は、マスターがまだ誰も吹いていないフルートを持ち出して来て、シローに渡したものだから、初めは戸惑っていたシローも思う存分吹きまくった。タカオちゃんも、歌謡曲は歌うは、ハモリや追っかけで唄を入れるは次々と歌いまくった。ナッケンは、サイトウさんの吹いていたトランペットを渡されて、吹いては見たものの、自分の吹きなれているTrと勝手が違ったのかうまく音が出なかったが、終始ニコニコと楽しんでいた。

珍しいお客来たせいか皆さんのテンションも上がって、サイトウさんは、故郷の山を歌った「ビューテイ安達太良」を歌い、イズミちゃんは、「砂のバラ」・「ファラウェイ」・「小笠原恋歌」...と次々に披露。私も請われて「あなたの側で」を歌い、さながらオリジナル・ソングの歌い合戦・一大共演となった。
後日3人からメールが来て、とても楽しめたことと、音楽表現のレベルの高さを感じたことが記されていた。かようかいも、もう3年以上続いているが、現在のように皆で楽しめるようになったのは最近のことだ。ある種の歌道場も兼ねて、歌や楽器演奏で会話することができるようになっている。他の人の歌や演奏をよく聞きながら、間奏やソロ弾きを入れる、主役と脇役のまきまえ、相手を乗せる、自分が乗っていく...音のコミュニケーションを成り立たせるには、自分の表現技量を磨くこともさることながら、相手の音をよく聞き、間合いを計ってタイミングよく加わっていくが大事だ。それが自然に身についていけば、会話を楽しめるようになる。

マスターのコレクションの中には、まだ演奏する人がいないで眠っている、セルマーのテナー・サックス・沖縄三線・カホンなどがある。我と思う方は、ぜひ来店いただき、楽器を鳴らしていただきたいと願っている。かようかいは、毎週火曜日の夜6時30分から9時30分位まで(楽器演奏タイム)、その後は楽器なし歌会・飲み会、茂子ママのおいしい手料理が楽しめます。

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