『オーヴォ』の案内リーフレット、主催はフジテレビジョンと系列各社、後援はカナダ大使館他、特別
協賛のダイハツ工業の名を冠して、「ダイハツ オーヴォ 東京公演」が、追加公演された。
ずっ~と前から見たいと思っていた「シルク・ドゥ・ソレイユ(太陽のサーカスの意味・仏語)」の公演を、とう
とう見ることができた。1984年にカナダ・ケベックで、火喰い大道芸人のギー・ラリベルテによって設立さ
れたエンターテイメント集団は、今や5,000人のアーチストとスタッフを擁し、ネバダ州・ラスベガス(米)の
9つのホテルなどで常設公演を行うとともに、世界各地で12の演目に基づく巡回公演を開催し、出演アーチ
ストたちの身体能力の素晴らしさと舞台の芸術性の高さで、絶大な人気を博しているという。日本でも過去
10回の公演が行われているが、残念ながら私は一度も見ていない。かくなる上は、ラスベガスまで出かけ
て行って、『O・オー』をホテル・ベラージオで見るしかないか、とは思っていたが、アクロバットとシンクロナ
イズド・スウィミングを合体させたこのショーは、何せ全米で一番予約が取りにくいプラチナ・チケットだと言う
から、半ば諦めていたのだ。
ところがである! 音友のHIさんとそんな話をしていたら、自分が読んでいる新聞の販売店がその公演の
チケットを扱っている、というので、早速チケットを取ってもらったのだ。『オーヴォ』・東京公演の人気が高
く、ダイハツが協賛して追加公演されることが決まり、新聞社も読者サービスの一環で、割安チケットを用意
してくれたのだ。そしてその夜(4/25)の会場であるお台場(りんかい線・東京テレポート駅)のビックトップ
(テント劇場)にワクワクしながら出かけたのだった。
正直言って、『OVO オーヴォ』を見終わった今、私は度肝を抜かれてしまった。こんなに感激したショー
も久し振りだ。いや、ほとんど前例がないだろう。それほど、各出演者(゛アーチスト゛と呼んでいた!)の身体
能力とパーフォマンスのレベルは高く、衣装の色やデザイン、芸の道具仕立てと舞台構成の素晴らしさ、
そして全編オリジナル曲を生演奏で聞かせてくれる音のハーモニーの心地よさと迫力...「かってない
スケールと芸術性を融合したアクロバットの数々」(パンフより)と謳われるのも納得できると言うものだった。
演技中、私はおそらく無我夢中で見入っていたと思うし、ポカンと口を開けっ放しで放心していたに違いな
いのだ。休憩30分を挟んで、あっという間の2時間半だった。
話は遡るが、2012-2013年のフィギュアスケート競技で、日本の鈴木明子は、シルク・ドゥ・ソレイユの
『O オー』をテーマ曲にして演技し(FS)、GPSシリーズNHK杯を優勝し、世界選手権でも銅メダルに輝い
ている。そのヒーリング系のナチュラル・サウンドをテーマ曲にして、カワセミをイメージした振り付けで演技
したスケーティングは、鈴木明子の卓越した滑降技術を印象付ける素晴らしいものだったのを私は覚えて
いる。また、何局だったか定かではないが、シルク・ドゥ・ソレイユのオーディションを受ける3人の男子若者
を取材したTVドキュメンタリーを見たことがあった。1人は欧州のオリンピックに出場した体操選手(入賞者)、
もう1人はやはりオリンピックに出場した槍投げ選手、あと一人はブロードウェイのミュージカルに出演した
ことがあるダンサー(だったかな?)。その3人がオーディションのディレクターの指示に従っていろいろパー
フォマンスを披露するのだが、一応合格しその後予備稽古に入るわけ。各人とも身体能力には人一倍秀で
てはいるのだが、ことごとく監督にダメ出しされる。そのポイントは、「正確な演技だけではダメなんだ、もっと
自分を表現しろ!」というもので、その都度戸惑いながらも自分のパーフォマンス(観客にアピールする)を
見出していく、というストーリーだった。私は、シルク・ドゥ・ソレイユというエンターテイメント集団のレベルの
高さに感心するとともに、何時かそのショーを見てみたいものだ、と心の底で願っていたのだった。
とう見ることができた。1984年にカナダ・ケベックで、火喰い大道芸人のギー・ラリベルテによって設立さ
れたエンターテイメント集団は、今や5,000人のアーチストとスタッフを擁し、ネバダ州・ラスベガス(米)の
9つのホテルなどで常設公演を行うとともに、世界各地で12の演目に基づく巡回公演を開催し、出演アーチ
ストたちの身体能力の素晴らしさと舞台の芸術性の高さで、絶大な人気を博しているという。日本でも過去
10回の公演が行われているが、残念ながら私は一度も見ていない。かくなる上は、ラスベガスまで出かけ
て行って、『O・オー』をホテル・ベラージオで見るしかないか、とは思っていたが、アクロバットとシンクロナ
イズド・スウィミングを合体させたこのショーは、何せ全米で一番予約が取りにくいプラチナ・チケットだと言う
から、半ば諦めていたのだ。
ところがである! 音友のHIさんとそんな話をしていたら、自分が読んでいる新聞の販売店がその公演の
チケットを扱っている、というので、早速チケットを取ってもらったのだ。『オーヴォ』・東京公演の人気が高
く、ダイハツが協賛して追加公演されることが決まり、新聞社も読者サービスの一環で、割安チケットを用意
してくれたのだ。そしてその夜(4/25)の会場であるお台場(りんかい線・東京テレポート駅)のビックトップ
(テント劇場)にワクワクしながら出かけたのだった。
正直言って、『OVO オーヴォ』を見終わった今、私は度肝を抜かれてしまった。こんなに感激したショー
も久し振りだ。いや、ほとんど前例がないだろう。それほど、各出演者(゛アーチスト゛と呼んでいた!)の身体
能力とパーフォマンスのレベルは高く、衣装の色やデザイン、芸の道具仕立てと舞台構成の素晴らしさ、
そして全編オリジナル曲を生演奏で聞かせてくれる音のハーモニーの心地よさと迫力...「かってない
スケールと芸術性を融合したアクロバットの数々」(パンフより)と謳われるのも納得できると言うものだった。
演技中、私はおそらく無我夢中で見入っていたと思うし、ポカンと口を開けっ放しで放心していたに違いな
いのだ。休憩30分を挟んで、あっという間の2時間半だった。
話は遡るが、2012-2013年のフィギュアスケート競技で、日本の鈴木明子は、シルク・ドゥ・ソレイユの
『O オー』をテーマ曲にして演技し(FS)、GPSシリーズNHK杯を優勝し、世界選手権でも銅メダルに輝い
ている。そのヒーリング系のナチュラル・サウンドをテーマ曲にして、カワセミをイメージした振り付けで演技
したスケーティングは、鈴木明子の卓越した滑降技術を印象付ける素晴らしいものだったのを私は覚えて
いる。また、何局だったか定かではないが、シルク・ドゥ・ソレイユのオーディションを受ける3人の男子若者
を取材したTVドキュメンタリーを見たことがあった。1人は欧州のオリンピックに出場した体操選手(入賞者)、
もう1人はやはりオリンピックに出場した槍投げ選手、あと一人はブロードウェイのミュージカルに出演した
ことがあるダンサー(だったかな?)。その3人がオーディションのディレクターの指示に従っていろいろパー
フォマンスを披露するのだが、一応合格しその後予備稽古に入るわけ。各人とも身体能力には人一倍秀で
てはいるのだが、ことごとく監督にダメ出しされる。そのポイントは、「正確な演技だけではダメなんだ、もっと
自分を表現しろ!」というもので、その都度戸惑いながらも自分のパーフォマンス(観客にアピールする)を
見出していく、というストーリーだった。私は、シルク・ドゥ・ソレイユというエンターテイメント集団のレベルの
高さに感心するとともに、何時かそのショーを見てみたいものだ、と心の底で願っていたのだった。
▢ダイハツオーヴォの公演チケット、私にとっては記念すべきショーの土産物です。
(この項つづく)
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