2015年4月1日水曜日

春爛漫、狛江の春景色あれこれ



市の保存指定樹木にもなっている「辛夷(コブシ)」の古木、今年も元気に沢山の花を咲かせた。
自宅周辺の個人宅の庭を借景 All Photo by TAKA


今年は春の訪れが遅かった分、ここ一週間ばかりの好天と20度を超える温かさが続いたので、春花が一気

に開いた感がある。緑が多い我が狛江の街も、色々な花を見ることが出来る。けれども宅地化が進み、

造園業のお宅の広い樹木畑も段々少なくなっているのは寂しいことだ。地域サービスや買いものの折に、

自転車を止めて写した狛江の春風景を、いくつか載せてみようと思う。



「山吹き」の黄色い花は、春の訪れを告げる喜色だ。ギザギザの緑葉もやわらかな新葉で目に心地よい。
つつじヶ丘駅近辺の個人宅で塀越しに見られた。



「雪柳」の花枝が風に揺れる様を見ると、自由闊達な気分になれる。放っておくと枝がどんどん伸びてしまうが、
びっしりと咲く小花の連なりは、とても賑やかで良い。 自宅周辺の個人宅の庭で。




▢ ♪春の小川は、さらさら行くよ♪ 野川の岸辺のサクラも、流れに枝を伸ばして咲き始めた。
菜の花も水辺近くに咲いている。遊歩道を人は走り、桜見物に繰り出して来た。



うす紫・水色・白・黄色・ピンクなど、色々な花色がある「ハナニラ」、葉の形は食用のニラそのもの。
自宅周辺の個人宅の前庭に沢山咲いていた。





多摩川の土手はサクラの名所で、ソメイヨシノの樹々が延々2キロほど続いている。ほとんど枝の剪定も
されていないので、樹の枝振りも伸びやかで見事だ。水神近くの桜並木にて。



 「三色すみれ」は艶やかできれいだ。白・オレンヂ・紫、色のコントラストが楽しい。
自宅近辺の個人宅玄関わきの鉢植えを借景。



またひとつ、造園業の樹木畑が無くなった。欅(ケヤキ)の大木も、楠(クスノキ)の古木も切られてしまった。
跡地は大型マンションか、はたまた建売住宅か? 相続税の支払いが契機になることが多いと聞くが...




自宅の玄関ドアを開けて外に出ると、目の前にサクラの花が満開だ。今年も春の光を浴びて、沢山の花を
開かせた。このサクラ花が見られるだけでも、ここに住み続ける価値があると思う。蕾の咲始めから、満開の
傾城振り、そして風に舞う散り際まで、日々楽しめるのだからとても贅沢なことだ。春爛漫の風景です。


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