2015年9月5日土曜日

夏の終わりの小旅行:清里巡り(その1)





清里(北斗市高根町清里)のなだらかな丘陵地帯に広がる蕎麦畑、蕎麦の素朴な白い花が満開だった。
All Photo by TAKA



8月の後半は、秋雨前線の影響で一気に涼しくなり、曇りがちで霧雨や時折ゲリラ豪雨の続く不安定な天気

だった。日照時間もかなり少なくて、夏の終わりにしてはすっきりしない日々だったが、前から予定していた

遅い夏休みを取って、涼しい高原に行こう ! ということで清里に出かけてみた。曇りがちな天気だったが、時折

雲間から陽が差し込み、涼しい気温とともに夏の終わりを満喫した。

朝早めに都内を出発し(8/31)、中央高速をゆったりと走った。同行してくれた健康オタクのYKさんは、平日の

空いたハイウェイを快調に飛ばす。スイスイと前走する車を追い越していくのは、とても気持ちが良いよう

だった。談合坂で一休みした後、須玉インターで降りて141号道路を清里に向かって走った。清里の手前で、

「お蕎麦・北甲斐亭」の看板を見つけ、丁度お昼に良いので行ってみよう ! と、脇道に入ったのだが、所々に

ある案内板がわかり難く、途中の蕎麦畑で立ち往生したり...まぁ急ぐ旅でもないので、と、見事に咲いた

蕎麦の花をゆっくり見てはまた道をたどった。



お店の画像は、「富士の国やまなし 観光ネット」より。


北甲斐亭のお蕎麦は、素朴な味で柔らかな甘味があって美味しかった。きのこやニンジンが
入った温かい漬け汁で食べてみた。


たどり着いたのは、この辺り(樫山地区)で取れた蕎麦の実を挽いて手打ちしにし食べさせるお蕎麦屋さんで、

この地区の方達(おばさんたちが多い)で運営している店だった。お値段も手ごろで、素朴な田舎蕎麦の味が

楽しめる。食べた後にそば湯を飲んでみたが、蕎麦のやわらかな甘みが溶け出していて、この地区に湧き

出る水のなめらかな味も舌に感じられて旨かった。「やはり蕎麦は水と蕎麦実だね~!」と二人で頷き合った。

再び141号道路に戻り、今夜の宿(清里高原ホテル)を目指して一路北へ。清里駅から高原の坂を上り、目的

の宿を確認した。まだ時間が早いので、牧場の方へ行ってみようと八ヶ岳高原ラインを走ってみると、東沢大橋

の手前で交通規制に合い通行止めとなっていた。先の大雨で道路壁が崩れて、本日から2週間の間工事で

道路閉鎖とのこと。それでは、清泉寮の方に行ってみようと道を戻ってみると、八ヶ岳ふれあいセンターと

大きな公営駐車場があったので、車を入れて案内所に行ってみた。平日ながらまだ夏休みと思しき子供連れ

のファミリーや生徒グループで結構混んでいた。周辺のハイキングやトレッキングの案内図をもらって(無料)、

森の中を歩いてみよう ! と、1時間程のコースをたどってみた。足元にはクマザサ、カラマツと広葉樹が拡がる

うっそうとした森に、小径が続いていた。ひんやりとした空気の中を歩くのはとても気持ちが良かった。信州の

高原育ちの私は、子供の頃に育まれた環境に似た清里の高原風景が、とても懐かしく感じられた。時折、湧き水

や沢をまたいだり、足元の土が緩い所もあったが、オゾンたっぷりの空気はとても快適だった。




うっそうとした森の中をうねる様に続く小径。折から陽が差して、木漏れ日となって道を照らした。
何故かとても懐かしい気分がした(薄暗がりの撮影で、ピントが今一つだったが)。



ふれあいセンターに戻り、建物玄関脇をふと見ると、水道の蛇口にタワシが置いてあった。何も案内がなかっ

たが、泥汚れをこれで落としてください、ということらしい。早速靴を脱いで、森径歩きの汚れを両足とも水洗い

した。きれいになった靴で再び車に乗り込んだが、この気遣いは気持ちが良かった。

宿泊先の清里高原ホテルは、経営母体の会社が11年前に開業したホテルで、建物・内装ともにモダンな

雰囲気を持っていた。館内バリアフリーの設計で、通路や客室にもゆとりがあり好感が持てた。天気が良け

れば、南向きの各客室から、富士山や南アルプスの景観が楽しめ、夜は満天の星が観測できる、ということ

なのだが、生憎この日は高所に霧が巻いていて、山々の景観を見ることができなかった。しかし、檜と秋田杉

で作られた温泉と露天風呂はとてもきれいで、温泉水のすべすべとした肌触りも良く、私は繰返し露天風呂

に入ってはまた身体を冷やして温泉浴を楽しんだ。日頃の疲れが消えていくようで(大したこともしていない

が...)、とてもリラックスできた。

さて、今回のプランは、夕食も朝食も本格フレンチで、ちゃんとしたサービス付きとの案内だったので、久し振り

のフルコースを楽しみにしていた。早目の夕食の席に着き、ワインを飲みながら料理をいただいたが、味も

盛り付けも、またサービスも充分に満足できたので、とても良かった。以下、夕食のメニューを載せておきます。











上から、オードブル・葡萄のシャーベット・肉料理・デザートの画像、詳しくはメニューをとくとご覧あれ。
(クリックすると拡大して見られます。)


各料理とも、地元の高原野菜がたっぷり添えられて、量はさほどないのに十分お腹を満たしてくれた。各料理

とも美味しかったが、私は、黒トリュフを刻んで藤桜ポークに挟み込んだ豚肉料理が美味しくて、また香りが

豊かだったのに感心した。ホテルの案内によると、当館料理長がさる日本料理の全国コンクールで表彰された

とのこと。なかなか、腕の良い料理人を揃えているのも、このホテルの売りであるようだ。天気が良ければ、

屋上に設置された本格的な天体望遠鏡で、天空の星観測ができるのだが、残念ながら霧に埋め尽くされた

夜空は、一点の星も見られなかった。残念 ! 屋上天文台からの星眺めは、また次の機会に譲ることとしよう。

<この項つづく>

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