2020年4月4日土曜日

多摩川のデカウグイ




このウグイは40㎝強のデカサイズだが、私が釣り上げたものではない! 勝手に浅瀬に乗り上げて観念極まった奴だ。
こんなサイズのウグイが多摩川のさるところにうじゃうじゃと群れて居たのには私もびっくり!  
All Photo by Jovial TAKA




東京都は、コロナウィルス感染爆発のギリギリの局面と言われているが、この週末も不要不急の外出を控えるよ

うに都知事からも要請があった。三密(密閉・密集・密接)を避けて、できる限り自宅に留まる様にしなければな

らないのだが、23区の感染者急増の折り、我が狛江市はまだ感染者を出していない。全世帯にマスク2枚配ると

か、収入の減った世帯に30万円を給付するとか、プロペラを失った飛行機のように訳のわからない思い付きを乱

発する安倍政権の末期的症状にはあきれ返るばかりだが、我とわが身を守り、万が一にも自分が感染を移す立場

にならないよう、もう少し引き締めて暮らしていくしかないのだ。医療崩壊を起こさないための緊急な措置も速

やかに出来ずにいる政府関係者たちには、とうに信頼を失っているが、最前線で頑張っている医療従事者たちの

負担を少しでも軽減するために、我等も身を引き締めて頑張らねばなるまい。




渕から流れ出すザラ瀬の数か所にに、巨大ウグイが群れていた。その数ざっと40尾以上、バカ長(釣り用の膝上まで
あるゴム長靴)を履いて近づくと、飛沫を立てて逃げ惑う姿はとても迫力満点だ。中には、私のバカ長にぶつかって
すっ飛んでいくやつもいた。こんな景色は初めてだ。魚どもはぜ~んぶ海に流されてしまったかと思っていたが、
ところでどっこい! 群れて生息している様にはビックリするやら嬉しいやら。黄色の矢印がその主たちだ。




で、釣りの話だが、久し振りに(今年2回目)釣竿を持って多摩川に出かけてみた。昨秋の台風19号の豪雨と氾濫に

よって、多摩川は河床も河川敷も泥水に覆い尽くされ、川筋は全く変わってしまった。しかし、魚の寄りつくポ

イントをいくつか見付けておいたので、グラス竿に毛鉤仕掛けを付けて、早朝のひと時釣りを楽しんだ。私の狙

うオイカワはまだポイントに現れていないようで、当たりも無く釣果もなかったが、竿を操作する足元で魚の群

れがざわざわと騒いでいるのにぶつかった。それは、大きな溜まりから流れ出すザラ瀬(小石や中石のある浅い斜

面)で群れるウグイだった。中には驚いて浅瀬の砂利上に飛び出し、逃げられなくなった奴もいた。てっきり鯉か

と思ったのだが、赤い腹色を見てウグイと分かった。それも巨大なウグイだ。こんな奴らがうじゃうじゃと多摩

川には残っていたとは! 




すべて流されて草だに生えないかと思っていた河原にも、雑草は芽を出し葉を広げていた。夏には河原を埋め
尽くすボサとなるだろう。自然の修復能力の強さには感心してしまう。



河川敷で枝を伸ばす柿の木にも、新葉が拡がっている。





土手の桜並木は、そろそろ散り始め。今年はコロナ感染騒動のためにゆっくりお花見も出来なかったが、季節は
確実に動いている。



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