2012年11月11日日曜日

2013年のカレンダーは、ジョージア・オキーフの「花」と広重の「名所江戸百景」


来年のジョージア・オキーフのカレンダー表紙は「Red Flower、1919」、色のコントラストが美しい。Pomegranate Communications 社(米・カルフォルニア)制作・出版による。
All Photo by TAKA
毎年11月初めになると、銀座の伊東屋に出かけて来年のカレンダーと手帳のダイアリーを入手する。カレンダーは輸入のアートタイプを愛用してきているので、12月になると人気のものは売り切れになり、また輸入の季節物ゆえに追加オーダーが効かないものが多いため、早めに購入することにしている。ここ数年は、まずジョージア・オキーフの花作品を1点:自分のデスク前の壁に、もう1点は、パウル・クレー、カンディンスキー、マーク・ロスコなどの抽象絵画か、広重の浮世絵版画、またはモネのジベルニーのフラワー・ガーデンなどを、食堂の壁に、というような選択で楽しんでいる。部屋に飾っている額入りの写真や版画の他にもカレンダーの彩りがあると、毎月新しい絵を見て一年を楽しく過ごせる気がしている。
ジョージア・オキーフの絵画作品には、99年の長い生涯の間(1887~1986)に描かれた多くのテーマがあるが、初期の抽象画やジョージ湖の風景シリーズ、ニューヨークの都会シリーズ、ニューメキシコへ移り住んでからの砂漠シリーズ、晩年の野牛の骨や空のシリーズ、などの中でも、やはり花のシリーズ作品が断トツに多く、素晴らしい作品が揃っている。また大きくキャンバスに描かれたその大胆で美しい花たちの人気は今でもとても高い。かく言う私も、その花作品のファンで、ニューメキシコのサンタフェにある「ジョージア・オキーフ美術館」まで、彼女の絵を見に行ったくらいだから、その入れ込みようはお分かりいただけると思う。
2013年版も、ダツラやブラック・パンジー、赤いカンナや紫のペチュニアなど、素敵な花作品が載っているので、それを毎月カレンダーをめくって見られるのが、今から楽しみだ。


広重の浮世絵版画・「名所江戸百景」の作品を載せた来年のカレンダー表紙は、「市中繁栄七夕祭」。手前の七夕竹飾りの向こうに、富士山の遠景と手前の街並みが描かれた大胆な構図が素晴らしい。同じく、Pomegranate Communications 社(米・カルフォルニア)制作・出版による。

今回で三度目の購入になる広重の浮世絵版画は、毎回私の大好きな「名所江戸百景」のシリーズ作品を集めたものだ。来年版には、「両国回向院・元柳橋」と「堀切花菖蒲」、「綾瀬川・鐘ヶ淵」と「高輪牛町」、「小梅堤」など、なかなか見られない秀作が並んでいる。すべて大胆な竪て構図に納められた江戸名所の風景は、計119枚(1枚のみ二代目広重の作)が出版されたが、広重晩年の力作が揃っている。
東京・原宿の浮世絵版画専門美術館の太田美術館でも、「名所江戸百景」のシリーズ作品を見ることができるが、私自身はなぜか全作品を揃えて見たことはない。このカレンダーに掲載された作品は、すべてニューヨークのブルックリン美術館所蔵のもので、詳しい事情はよく知らないが、海外に流出した浮世絵版画の名品が、日本ではなく、外国の美術館のコレクションでしか全貌を確かめることが出来ないのが現状だと言うことなのだ。けれども、それらの作品をカレンダーで楽しめると言うことは、嬉しいことだと思う。

もうひとつ、ちょっと珍しい来年のカレンダーが手に入った。友人から、海外旅行のお土産にいただいた小さなブックレット型のカレンダーだ。お城や人物画が、型抜きされていて、パタパタとめくっていける。「アヴィニオンの法皇のお城」というタイトルがついている。Avignon Tourisme 社製、これも1年間楽しめそうだ。



手帳は、色々なタイプのものが出版されているが、私はハンドタイプの六穴バインダーの中身を入れ替えて毎年使っている。ここ数年はBindex の週間ダイアリーと年間バインダー(ジャバラタイプ)が気に入っている。これも、来年版を購入した。
やや早い手当てかもしれないが、この時期の品揃えが毎年の恒例なので、これでなんとなく今年の師走と来年を迎える準備ができるような気がするのだ。






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