2015年5月18日月曜日

初夏の多摩川でアユを釣る。



初夏の多摩川で釣れた若アユ、毛鉤にヒットして引きも強かった。 Video by TAKA


良く晴れた休日に早起きして、多摩川に出かけてみた。家からチャリで10分程なので、まことに近場だ。

今年は5月から発生した台風6号・7号の影響で大雨が降った。雨後増水した川もそろそろ落ちついている

だろうとの予測だったが、川の水量はこの時期にしてはやや多めだった。堰堤の遊歩道を走ったりウォー

キングする人たちと行き交いながら、何時もの釣りポイントに着き、竿に仕掛けを付けて川に入って見ると、

雨後のせいか川底の石はかなりきれいに洗われていた。ただ、緑色の藻がしっかりと付いていた。竿を振り

込んで毛鉤を流してみると、なかなか当たりがなかったのだが、淀みからざら瀬に移る手前で強い引きがあり、

上げてみると若アユだった。アユは川藻を餌として食べるので、石に付いた藻を食む唇が他の魚に較べて

゛ぶ厚い゛。前ビレや尾ビレは黄色味を帯び、魚体にも黄色のたて筋があるので、とてもきれいな魚だ。





若アユのきれいな魚体は、見ていてもなかなか爽やかで良い。


その後、アユに交じってオイカワも釣れたが、10匹ほどの内7匹がアユだった。そう言えば、4月の初めに

試し釣りで今シーズン初めて多摩川に出かけた時、釣れた魚が全部アユだったので驚いたことがあった。

何かの話の中で、絵友のHIさんが、「TVニュースで多摩川のことをやっていて、最近の下流・中流域では

アユが蔓延っているらしい。生活排水の中に含まれいてるリンなどの成分のため、川藻の繁殖がたっぷり。

縄張り争いをする必要のないアユが、どんどん増えているそうよ。」と話してくれたのを思い出した。恐らく、

梅雨で雨が沢山降り、川が増水してくれば、繁殖期に入るオイカワも増えてくると思うが、この時期のアユの

多さは、今まで体験したことがなかったので、川事情が変わってきているのかもしれない。かつては、この
 
流域では主役だったハヤ(ウグイ)が、繁殖力の強いオイカワによって上流域に生息の場を追いやられ、昨今
 
は、勢いを増したアユがそれに代わって主役となりつつある。なにやら、魚族の種目間バトルを垣間見る
 
ようで興味深かかった。
 


初夏の緑が目に優しく、川面を渡ってくる風は湿気も少なくきもちいい。





釣り人のずっと先の深場を、ド派手色のカヌーがゆっくりと下って行った。色のコントラストが面白かった。


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