2015年10月5日月曜日

東京防災・ガイドブックと狛江市・ハザードマップ(その2)




狛江市のハザードマップ・多摩川氾濫版と集中豪雨版(野川と根川流域の浸水予想)、二階の軒下まで浸かる
<濃い水色>から一階の床下浸水<黄色>まで、地区別に一目でわかる。狛江市HPより

 

 

次に、狛江市からハザードマップを送って来ていたのを想い出し、取り出してつぶさに確認した。確か鬼怒川の
 
場合は、堤防が4mの高さで一日の降雨量が400mmまで耐えられる想定だったのが、局地的帯状集中豪雨が続いて
 
一日に600mm近い雨量を記録し、川水が堤防を越えたことをニュースが伝えていた。多摩川の場合は、40年
 
以上前に(1974年9月)、台風16号による集中豪雨のため宿河原堰堤付近(狛江市緒方4丁目)で堤防を川水が越えて
 
決壊し、19戸の家屋が流された災害履歴がある。その後河川の構造や堤防の補強が行われたとはいえ、堤防決壊
 
の事態はあり得るとの想定が必要なのだ。多摩川氾濫版のハザードマップでは、現在の堤防の高さは5m60㎝で、
 
多摩川流域での総雨量が二日間で457mm(200年に一度に起こる程度の大雨)と想定されているが、地球規模の
 
異常気象が頻発している状況では、想定以上の大雨が降る可能性は十分あり得ることと思われるし、現に鬼怒川の
 
事例は凄まじい集中豪雨だったことを我々は知っている。
 
 
多摩川氾濫版によると、堤防決壊時に2階軒下まで水に浸かる地域が相当広く示されているし、1階軒下・1階床上
 
・1階床下までの浸水地域が、色別に区分けされていて一目でわかる。私の住んでいる和泉本町は、堤防から坂を
 
上った高台にあるので、多摩川氾濫時にも浸水は想定されていない。これが解るだけでも、いざという時の避難
 
方法や避難場所の確認も容易にできた。他の洪水ハザードマップ(集中豪雨版ー野川や根川の氾濫)や地震ハザード
 
マップ(地震の揺れやすさマップと建物倒壊度マップ)を見てみると、液状化現象危険地域や旧野川埋立地の地盤
 
軟弱地域などがよく解る。やはり自分の住んでいる地域の特性や危険度をよく把握していることが、いざという時に
 
命と身を守る分かれ目になるように感じた。狛江市に大きな影響を及ぼすと想定される地震とは、狛江直下地震
 
(マグニチュード6,9)・東京湾北部地震(マグニチュード7,3)・多摩直下地震(マグニチュード7,3)が挙げられているが、
 
そのような巨大地震が何時我々を襲うのかは誰にも予想はできない。しかし、近い将来かなりの確率で起きうる
 
ことだと想定し来るべき時の備えと、災害シュミレーションや避難訓練をしておくことが大切な時代になった
 
と思っている。
 
<この項終わり>

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