音友ウッチーが参加しているジャズ・バンド:G.Flats
(ジーフラッツ)のクリスマス・ライブがあるということで、
取手の会場「Cafe じゅんべりー」まで出かけてみた。
ゲストで3~4曲歌ってほしいとの要請があり、少々遠い
けれど、音友の頼みとあれば行かずばなるまい、という
わけだった。会場は「漬物のさわと」というショップの2階、
若主人とスタッフたちが運営するギャラリーとカフェを兼
ねた多目的ホールで、毎月2回ほどクラシックやジャズ
のライブが開かれているとのこと。グランド・ピアノが
ホールの奥にデンと置かれていた。
▢今回ライブのプログラム、中にはクリスマス・ソングの
歌詞が載せられ、会場の皆さんと一緒に歌った。
メトロ千代田線とJR常磐線を乗り継いで、取手駅からタクシーに乗り会場に着くと、2階のホールはすでに40人程のお客
さんで埋まっていた。後で聞いたら、マネージャー役の女性が地元出身で、近隣のオバ様・オジ様達をご案内したとのこと。
賑やかな雰囲気でライブは始まったのだった。コーヒーやワインのドリンクと軽いおつまみ付きの参加費(3千円)なので、
ゆったりと椅子に座って飲み物をいただきながら演奏を聞けるのは良かった。ベース担当の吉村さんは、実は私の高校
(長野高校)の4年先輩。キャンパスではお会いしたことはなかったが、長野放送でディスクジョッキーをしているTDくんや、
今回ご一緒した音友HIさんの兄上や、高校同期生バンドのメンバー・ヨッシーとも知己があるというので、親しみがある
のだ。会場の席に座っていると、吉村さんが同じ高校の友人Nさんを伴って声をかけに来てくれた。
ゆったりと椅子に座って飲み物をいただきながら演奏を聞けるのは良かった。ベース担当の吉村さんは、実は私の高校
(長野高校)の4年先輩。キャンパスではお会いしたことはなかったが、長野放送でディスクジョッキーをしているTDくんや、
今回ご一緒した音友HIさんの兄上や、高校同期生バンドのメンバー・ヨッシーとも知己があるというので、親しみがある
のだ。会場の席に座っていると、吉村さんが同じ高校の友人Nさんを伴って声をかけに来てくれた。
▢バンドメンバーは左より、ウッチー(Pf)・津田さん(Gt)・中村さん(Col)・吉村さん(Ba)・早坂さん(Dr)の男性5人、
年齢は70歳前後。吉村さんによると、女性メンバーは居ないので「ずっと女日照りが続いている」、とのこと(?!)
今回ライプの構成は、一部がジャズのスタンダード中心で、「You'd be so nice to come home」・「The Nearness
of You」・「Take the A Train」など7曲をを軽快に演奏した。昨年3月に開催した藤沢でのライブに較べて、全体の音が
まとまってきていて、なかなか良かった。各演奏者の音もそれぞれはっきり聞こえたし、レベルが一つ上がった感じを受けた。
きっと毎月一回の定例リハで、一生懸命練習を重ねたのだろう。メンバーの皆さんは、実は練習よりもその後の飲み会が
楽しみで(練習より飲み会の時間が長いとのこと!)集まるそうな。70代のメンバーもおられる中で、楽しみながらバンドを
続け、自分たちの音表現に磨きをかけているのは素敵なことだと思う。
休憩をはさんでの2部は、クリスマス・ソングのオンパレード。「ママがサンタにキスをした」・「赤鼻のトナカイ」・「ジングルベル」・
「きよしこの夜」など7曲を、バンドの伴奏で会場の皆さんと一緒に歌った。メンバーたちは赤いサンタ帽子を被ったりして
クリスマスの雰囲気を盛り上げていたので、とても和やかな気分だった。
▢会場がさほど大きくないので、ゲストとしての弾き語りは生音でやった。会場の皆さんの
「聴く気」がじわ~っと伝わってくる様な手応えがあった。
ライブの2部が終わり、「本日のゲストを紹介します。」のお知らせが、MCの津田さんからあるかと思いきや、ご案内が何も
ないものだから、お客さんが席を立ち始めてしまった。「バンドの演奏が無事終わったので、ゲスト紹介を忘れたか!?」
と察して、私はギターを持って前のステージに歩き出した。やっと気が付いてメンバーの誰かが「ゲストの歌と演奏があり
ます!!」と叫んだが、半分近くのお客さんがすでに帰ってしまった。椅子に座りギターを抱えて、開口一番私は「残って
いただいた皆さんは大変ラッキーな方達です!」と言い、用意していた譜面をウッチーに渡し曲紹介をして弾き語りを始めた。
最初の曲は『黒いオルフェ(カーニヴァルの朝)』、心を込めてGt伴奏をしながら歌った。1コーラス弾き語りして、次の
1コーラスをウッチーのPFソロに渡そうとしたら、コルネットの中村さんがソロを吹き始め、後半をウッチーが弾き継いだ。
いつの間にか、Baの吉村さんとDrの早坂さんが加わり、とても素敵なセッションが続いた。3コーラス目をアドリブで〆て、
静かなエンディングで曲を終えた。会場からは大きな拍手が湧き起こり、バントメンバーの各位もとても楽しそうな笑顔
だった。ボサノヴァの名曲で、演奏者もお客さんも、皆が知っている曲だったのが良かったのだろう。そして、何時の間にか
スッと入ってセッションができる力をメンバーたちが備えてきているのが嬉しかった。私も大いに楽しめた。
そのようにして、『オルフェのサンバ』・『あなたの側で』(オリジナル曲の通称゛あなそば゛)・『黄昏のビギン』を続けて弾き
語りした。後の2曲は、ご一緒したHIさんに、追っかけコーラスとデュエットをしてもらった。とてもいい感じに曲表現出来た。
メンバーの皆さんたちと一緒に4曲もコラボ出来たし、HIさんとのコラボも楽しかったので、はるばる取手まで来た甲斐が
あったというものだった。
ライブ終了後、同じ2階の別コーナーで打ち上げがあり、食事をとるメンバーの皆さんとは別に、店のオーナーから漬物
盛り合わせを出していただき、美味しいビールとともにいただいた。ウッチーや皆さんにお礼を言って、打ち上げ会が続く
会場をお先に失礼させていただいた。バンド名のG.Flats(ジーフラッツ)のごとく、いつまでもジーさん以前(ジーさんには
なるまいぞ!)で、お元気に音楽を続けてもらいたいと思った。
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