2016年2月5日金曜日

ジョビアゥ・タカ トリオ ライブ(後篇)



ウッドのテーブルとイスが置かれ、落ち着いた雰囲気のカフェマレットで歌い演奏するジョビアウ・タカ トリオのメンバー3人。
後半に行くにしたがって盛り上がり、アンコール曲「枯葉」でピークとなった。


今回のライブ構成は、1部がJ-POPS2曲(ポルトガル語版)を挟んでの「タカオリジナル 怒涛のぶちまかし!」6曲(音友ヨッシー

の談)、2部がジャズ・ナンバー2曲を入れたボサノヴァ・スタンダード7曲、計17曲だった。予約客が少なかったので、少々

心配していたのだが、お店の大家さんや思いがけない音友(KIRI)や学友(KZくん)も駆けつけてきてくれたので、スタートの

18:30にはお客さんが揃ってしまった。予定通りの開演で順調にスタートしたが、このライブのために用意した新レパートリー

『恋のフーガ』(ザ・ピーナッツのヒット曲でお馴染み)と『ワインレッドの心』(詩:井上陽水/曲・唄:玉置浩二)は、ポル語と

日本語歌詞を両方歌ってみた。新趣向ということで、ライブの度に何曲かの新曲をトライして入れるのだが、私自身は

ちょっと味付けが変わって唄いながら楽しかった。客席の皆さんはいかがだっただろうか? オリジナル曲も、これだけまと

めて歌うのは初めてだったが、夏の歌『あなたをずっと』(あなずー)と『One Side Love』の2曲、ザ・タペストリーのバンド

活動から生まれた『愛とも知らないで』と『君に酔ってしまいそうな夜』の2曲、そして最近の『ブラットムーン』と最後に皆さん

から愛されている『あなたの側で』(あなそば)の2曲を続けて歌った。


1部の曲の中で、このトリオでやるのが初めての曲が大半(6曲も!)だったためか、「歌も演奏もちょっと硬かったわよ、でも

2部は凄く滑らかで気持ち良かった!」(音友HIさん)との感想もいただいた。初めての曲という以外に、私のマイクとギター音

に時折ビビりが出てしまい、スタート前のPA調整では出なかった雑音に少々悩まされながらの演奏となった。また、ベース

アンプとVo・Gtアンプを店のレイアウト上ピアノの上(後方)に置かざるを得ず、前向きになっている私にはベースの音が

聞きづらかった。そして、「曲がノスタルジックなこともありYo君とは高校時代にタイムスリップしてあいつどうしてる、こいつ

どうしてるで話が盛り上がりました!」(KZくん)という学友同士の声が聞こえた来たりして、ちょっとナーバスになっていたかも

しれない。私のオリジナルソングは、若い頃を思い起こさせる歌もあるし、また現在を生きる心境を歌ったものもあるが、

基本的にラブ・ソングだ。人を好きになったり、その思いが破れたり、今想いを寄せる人がいたり、その自分と人の思いを

言葉とメロディーに託して表現したものが多い。『One Side Love』は、2008年11月の制作、『あなたをずっと』は昨年8月

に作ったもの、1曲1曲に思い出が残る歌の数々を、今回まとめて歌えたのはとても幸せだった。有名でも何でもないオリジ

ナル曲を共演してくれたウッチーとKAZAにはとても感謝している。「居心地の良いお店で、TAKAさん色にそまった曲たちを

聴きながらとても良い夜を過ごせました。オリジナル曲の数々、、すばらしいですね。」(ボサ友MIさん)


2部の曲は大半が歌いなれたボサノヴァ曲で、バンド曲としても3人で演奏した曲が続いたので、とてもリラックスして歌えた。

その中にジャズ・スタンダードの『Misty』を挟んだり、アンコールの拍手をいただいて『Autumn Leaves』を演奏したり、

構成としてはメリハリがあってよかったと思う。ただ、『オルフェのサンバ』の様なリズムカルな曲は、やはりドラムが入って

賑やかな方が良いし、4バースや演奏者の掛け合いなども、ドラムやパーカッションが加わった方がより雰囲気が上がる

だろうと感じた。ゆったりとしたバラードやボサノヴァ曲が中心のプログラムだったので(1部のオリジナル曲もそうだが)、

乗り乗りの雰囲気や皆で一緒に歌える楽しさという面では、また次回の課題として考えたいと思う。言わば、今回はかなり

私のわがままを通して歌中心に構成させてもらった。何回かライブが続くと、たまにはそういった趣向でやりたくなるのですよ。

アンコール曲の『Autumn Leaves』は、この夜のハイライトだった。ゆったりとした4ビートでまず私の歌(英語)、次に

ウッチーのピアノ・ソロ、KAZAのベースソロと続き、最後にフランス語の歌で終わった。ウッチーがリハの時に「タカちゃん

これはちょっとシャンソン風に軽やかにやろうよ!」と設定したので、本番でもとても気持ち良く唄えた。ウッチーのピアノも

゛リラクシング and ファンタスティック゛のタイトル通りとても軽やかだったし、KAZAのベースもしなる様なベース音でとても

゛ファンキーでご機嫌゛だった。今回、2人の実力者とがっぷり四つに組んだ共演ができたことを、私はとても幸せに思った。


「とても穏やかでよい時間でした。タカさんの音楽、ボサノヴァを愛する姿がとても見受けられました。」(ボサ友TDさん)

「最後の枯葉が最高に良かった。ピアノとベースのソロを聴けただけでも来た甲斐があった。」(音友HIさん)




愛用のクラシックギターYAMAHA No,45(1963年製)、Anthem SL Classical の
Pickup/Condenser Mic を装着


ライブを終えて、他にも二つ良いことがあった。一つは、ここ1年半ほど私を悩ませていた左手の指と肩の痛みがほとんど

残らなかったことだ。ギター演奏だけでなく、仕事でも使い過ぎになりがちな親指と人差し指の付け根と関節がほとんど回復

したのだ。長時間のGt演奏や使い過ぎを避けて、ほどほどに休ませながらやってきたことが良かった。又、医者の勧めで、

筋肉疲労の後に残る尿酸値の上昇を抑える薬の服用も効果が出ていると思う。これで、注意しながら過ごしていけば、

まだまだGtも弾けるし、歌も歌えることが体感できたので、今後も養生しながら音楽を楽しみたいと思っている。もう一つは、

今回お店をマスターに任せて駆けつけてくれた椿珈琲店の茂子さんをテーマに、現在油絵を制作中のHIさんがほぼ完成

したタブローの写真を見せて、二人で盛り上がっていた話を休憩中に聞けたことだった。音楽を通した交流の中で、そんな

絵画の話題が生まれるのは嬉しいことだ。かくいう私も「コルコヴァード」という表題の絵画のモデルになって、彼女に絵を

描いてもらっているのだが。どんな絵が完成するのか、これでまた楽しみが増えた(今年5月の浜美展に出品予定)。


寒い冬の日曜日・夜に、ライブに来ていただいた方々には、本当にありがたいことだと感謝している。共演者2人に恵まれて

いいライブが出来たことにも感謝しているのだが、やはり課題は残る。サンバの様なリズムの速い曲では、時折早乗りして

私の歌とGtが上手くリズムに乗れなかったことがあった。それと、PA環境をもっと整えて、お客様にいいサウンドを届ける

ことが大切だ。次回は、ゲストプレーヤーを呼んで、またコーラスも呼んで、出演者と参加者が一体となったようなライブを

実現したいな! などと、終わったばかりなのに次回のライブを考えている懲りない私なのであります。日取りも、日曜の夜は

避けて、もっとお客様の来られやすい日と時間を設定したい。「今後の希望としては、日曜はだめよ。金、土の夜のライブが

翌日を気にせず、ゆっくりできます。」(音友ヨッシー)

ご来場の皆様、そして今回種々の事情で来られなかった皆様、また趣向を凝らした楽しいライブを準備したいと思います

ので、今回同様にまたのご来場をよろしくお願いします。


<この項終わり>

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