2016年2月5日金曜日

ジョビアゥ・タカ トリオ ライブ(前篇)



アンコール曲「Autumn Leaves」を歌い終えて、思わず笑みがこぼれたTAKA。ウッチー(Pf)とKAZA(Ba)と3人で
ガップリ四つに組んだ共演のトリオ・ライブだった。録画した動画の静止画像より。 DVD by Teruo


先日の日曜日(1/31)の夜、経堂のカフェマレットで、第7回のタカバンド・ライブを開いた。今回はゲストもDrもなしで、

ウッチーとKAZAと3人の共演だったので、シンプルな編成のトリオ・ライブだった。前回のPICKでのライブでは、会場が

超満員のお客様で溢れ、来られた方達は随分と窮屈な思いをされたせいか、また、私のファンの奥様達が日曜日の夜と

いうことで敬遠されたせいか(ちょっと見えを張ってみた!?)、来場者はやや少なく10名で、程良く空いた席のゆったり

としたライブになった。

振り返ってみると、このカフェマレットは、第1回のタカバンド・ライブを開催した場所だった。今から5年2か月前の2010年

12月5日に、バンド名が『Quarteto UCHIKITA』(カルテ―ト・ウチキータ)という不思議な名前のバンドで、ウッチー(Pf)・

チアキ(Ba)・キリ(Dr)・タカ(VO/Gt)の頭文字をつなげた名前のカルテットに、ゲストのリュウヤ(Ts)が加わったクイン

テットのバンドライブだった。その時は、高校の同期生で別のバンド(ザ・タペストリー)を立ち上げようとしていたので、その

音友や地元椿珈琲店に集う「どようかい」のメンバーたち、それにボサ友や出演者の友人・知人が来てくれ、満席のとても

賑やかなライブとなった。その思い出深い会場で再びライブをやることにしたのは、私なりの思いがあった。


前回のライブ会場:同じ経堂のPICKは、PA環境も整い程よい広さなのだが、超満員のライブをしてしまいある種の達成感

が出て来たのと、さすがに同じ会場で4回続けてのライブとなると少し雰囲気を変えてみたいと言う気持ちになってきていた。

次の会場をどうするか考えた時に、もっと都心の交通の便も良くPA環境の良い会場(MCは高くなるが)にするか、または

地元狛江の会場でご近所さんも来やすい会場でやるか、色々な選択肢の中から私が選んだのは、初回のバンドライブ

したMalletだった。普段は喫茶とレストランを営業している店で、月に2回程ジャズやボサノヴァのライブを定期的に開催

している会場ゆえ、PA環境は一応備えてはいるが充分とは言えない。しかし、店主平田さんのキャリア(元早稲田ダンモ出身、

ビルのオーナーもウッチーの後輩で元ダンモ)からして、音楽に対する造詣は深いし、何よりもお店の雰囲気がとても寛げる

環境なのだ。また店主自身も、「余りお客が来すぎると対応できないので、精々10数人までにしてよ」と、音楽をゆっくり楽し

もうという心意気だし、出演者へのペイバックも良心的なので安心してライブが出来る会場だった。





初回タカバンド・ライブの懐かしい画像、左からゲスト・リュウヤ(Ts)、チアキ(Ba)、ウッチー(Pf)、キリ(Dr)、
タカ(Vo/Gt)。バンド名は「カルテート・ウチキータ」!


今回ライブの趣向としては、①私のオリジナル曲を思いっきり歌わせてもらおう! ②ベテラン・ウッチーのピアノと、プロベーシ

ストKAZAのベースと、私のギター弾き語りの歌とコラボし、トリオならではのハーモニーを思う存分に作ってみたい。③お客

さんにも、ゆったりと寛いだ雰囲気の中でライブを楽しんでもらおう、というものだった。アコースティックな私の歌とGt音は、

トリオにゲストプレイヤー(Dr・Sax・Vioなど)が入って賑やかにやるのも良いのだけれど、やはりシンプルな編成でじっくり

と聞いてもらえたら嬉しいな、と思ってのメンバー構成だった。前回ライブがあまりに賑やかだったからか(それはそれで

とても楽しくて、大勢のお客さんも喜んででくれたのはとても良かったのだが)、今回は歌の原点に戻って3人でガップリ四つ

に組み(実際は私が゛二人の胸を借りる゛ということだが)、会場も初回のバンドライブをしたマレットに戻って来たライブと

なった。「初心、忘れるべからず」 である。

当夜のプログラムを以下に載せておきます。


タカトリオ・ライブ 演奏曲(2016.1.31 in Mallet)


    1st Stage

1. 恋のフーガ Am J-POPS(ポルトガル語バージョン)
2. あなたをずっと(夏の終わりのサンバ) CMaj オリジナル(作詞/作曲 ジョビアゥ・タカ)
3. One Side Love 片想い GMaj オリジナル(作詞カルロス美希/作曲ジョビアゥ・タカ)
4. 愛とも知らないで GMaj オリジナル(作詞ジョビアゥ・タカ/作曲QP村山)
5. ワインレッドの心 Cm J-POPS(ポルトガル語バージョン)
6. ブラッドムーン CMaj オリジナル(作詞/作曲 ジョビアゥ・タカ)
7. 君に酔ってしまいそうな夜 BbMaj オリジナル(作詞:QP村山・作曲TAKA)
8. Beside You あなたの側で CMaj オリジナル(作詞:カルロス美希・作曲TAKA)

    2nd Stage

1. Desafinade 音痴 FMaj ボサノヴァ
2. Trem Das Onge 11時の汽車 Gm ボサノヴァ(日本語詞 by TAKA)
3. Corcovado コルコヴァード Am ボサノヴァ(日本語詞 by TAKA)
4. Antonico Em ボサノヴァ(日本語詞 by TAKA)
5. Misty CMaj ジャズ
6. Samba De Orfeu オルフェのサンバ CMaj ボサノヴァ(日本語詞 by TAKA)
7. Manhã De Carnaval Am 黒いオルフェ ボサノヴァ
8. O Pato あひる Eb ボサノヴァ(日本語詞 by TAKA)
アンコール曲:Autumn Leaves Am ジャズ

<この項つづく>

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