2012年4月15日日曜日

大木さんのライブハウス・オープンは、大賑わいだった。

             娘さんからお祝いの花束をもらって大喜びのオーナー・大木さん All Photo by TAKA

JR京浜東北線新子安駅の近くにオープンする(正式には4/24日)ライブハウスの店名は、『ミュージック・スペース グレコ』、オーナーは大木さん、この春、学校の校長先生を定年退職されて、前々からの夢だったこのライブ・ハウスをスタートされた。音楽仲間や知人からは皆で、大木先生と呼ばれ親しまれているが、ここでは大木さんと呼ばせていただく。彼は、若い頃は一時プロのピアニストとして活躍されたのだが、転進して学校の先生となり教職を全うされた。しかし、「趣味の音楽活動をさらにもっと楽しみたいと願い、ライブハウスを開いた」、と挨拶で述べられた。この日は、それを祝福する音楽仲間達が多数集まり、雨の中を駆けつけた人たちで30席程のお店は超満員となってしまった。

「のどごし生バンド」(通称)のピアニストとして、またコンサート・マスターとして8年の音楽活動歴がすでにあり、最近の彼の素晴らしいアドリブ演奏を聴いて、私も大いに魅せられている一人だ。このバンドのドラマーであるQP村山(ザ・タペストリーのドラム担当でもある)の紹介というご縁があって、今までに2度セッションでこのバンドをバックに私は弾き語りをして楽しませてもらっている。開店お祝いパーティにはぜひ寄らせてもらおう、と思っていたが、私のような思いの方は他にも多数居られて、なんと、この日は10バンドが集まって、次から次へ開店の祝辞と歌・演奏を披露された。イヤハヤ、とても賑やかで楽しいパーティとなった。大木さんのスタートを祝福する皆さんの温かい気持ちで、ライブハウスは和やかさとハッピーな気分に満たされた一夜だった。以下、演奏と祝杯の合間にほろ酔い気分で撮ったフォトを載せますが、あくまで私的なものであり、撮れなかった方もおられることを了承願いたいと思う。

ユーミンの歌を唄う男だけのバンド「漢組(おとこぐみ)」、今夜はVo:ダチョウさんの奥方も登場。懐かしいユーミン・ソングに皆ウットリ。
ジャズのセッションタイムでは、大木さんのピアノにFl・Sax・Dr・Ba が入り、「枯葉」など乗りのいい演奏をご披露。後ろで盛り上がっているのはQP村山とサトウ氏。










コーラス・グループ:ASMOブラザースは、参加者の平均年齢をグーンと上げることに貢献。「場違いな歌」と釈明しながらも、ボニージャックスか、はたまたダーク・ダックス並みの素晴らしいハーモニーをご披露(題名は不明)、会場からはヤンヤの拍手!





女性二人のヴォーカルで、「恋のヴァカンス」や「ウィスキーはお好きでしょう」など、懐かしのJ-POPS唄った「ダンディ・クイーン」、最後にGt I氏の「デスペラード」もご披露。バンマスはピアノのKBさん。
 □私も、一応ザ・タペストリーを代表してソロで2曲を弾き語り。ボサノヴァを唄うつもりが、「アントニコ」を唄った後、何故かオリジナル曲:「あなたの側で」をご披露。皆の演奏の心地よい音に包まれて、幸せな気持ちを表したくなった。バックにQP村山が、ブラシの打音を刻んでくれた。
Photo by Kataoka




トリは「のどごし生バンド」の面々、月例ライブをこなしてきたせいか、「ルート66」、「All of Me」など音のまとまりがいい。圧巻は、TAKA作詞・QP村山作曲の「愛とも知らないで」。このバンドが演奏するのを聴くのは初めてだったが、バックに女性コーラス2人が入り、歌うアンディと大木さんのピアノ伴奏とがとてもハーモニーしていて良かった。編曲した私にも予想以上だった。これからも歌ってくださいね!!
アンコールの最後は「ジョニー・ビー・グッド」、アンディのツイストに乗って皆が踊ったり手拍子したり、大賑やかに盛り上がって、パーティは終了。
ご挨拶の中で、大木さんが、今宵集まってくれた方たちへのお礼の言葉と共に、「このライブハウスを続けていけるよう皆さんのご協力とご支援を! 」と述べられていたが、ライブハウスとてなかなかご商売の難しいご時勢ではある。冗談交じりに「まずは、I さんには家賃の方をよろしく。ついでに光熱費の方はBさんに!」と言われるのも分かる。出来る範囲で応援していきたいと思うので、私も時々お店に遊びに寄ろうと思っている。ボサノヴァ好きの方たちに遊びに来てもらい、月一回の「ボッサ・ナイト」みたいな企画も考えてみようかなぁ。

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