2013年12月27日金曜日

今年もあとわずか。師走の一週間


真冬のこの時期は、空気も澄んで雲が洗われている。多摩川堰堤からの冠雪した富士山の眺めも、すっきりとしてきれいだ。 All Photo by TAKA
ザ・タペストリー(高校同期生バンド)のライブも無事終了し、メンバーたちとの忘年会が開かれた(20日)。今回のライブは、来場者も多くとても盛り上がったので、メンバーたちの表情もほっとするやらほころぶやら、お酒と料理をいただきながら話も弾んだ。ただ、3年間のバンド活動を経て、まだまだ課題も多いので、出席者全員が揃う前に、5人のコアメンバーで今までの活動を総括し、今後の活動方針を話し合った。このことは、自私身のブログ(2013.12.7の項)でも触れたが、なかなかバンドとしてのハーモニーが充分に作れずにいる現状では、もうバンド活動は終了したほうがよいし、今後は有料ライブはせずに、音楽サロンのような形で時々集まってバンド演奏を楽しむ、というような選択も私自身は考えていた。皆でよく話し合った結果、来年の年末に開かれる高校同期会(東京開催)にタイミングを合わせて、タペストリーのライブを開催し、そのライブに対する来場者の反応や意見を踏まえてその後を考えよう、ということになった。つまり、次回が最後となるやもしれぬバンドライブを、入念に準備して最高のパーフォマンスをしよう!で一致したのだ。
その後は、皆からいろいろとエピソードが話され、とにかく楽しいのだから続けよう!と盛り上がったのだった。
新宿の料理屋に集ったバンドメンバーの面々9名、楽しい忘年会だった。




たまたまその夜は、経堂の音楽酒場ピックで、月一回の「ジャズ&ボサノヴァナイト」の開催日だったので、忘年会の後タカオちゃんとナッケンを誘って寄ってみた。もう10時を回った遅い時間だったが、ギタリストの金井さん来ていて、女性ピアニストKさんとドラマーのMさんとトリオを組んで、ボサノヴァ曲のセッションを聞かせてくれた。久しぶりにお会いしたので、「何か一緒にやりましょうか」と声をかけると、3人とも「やりましょうよ!」と応えてくれた。私のGt弾き語り(店置き)に合わせて、Pf→Gt→Drのソロ、最後にまた私が歌い、持参していたセッション用楽譜の中から、「サマータイム」と「黒いオルフェ」を一緒に楽しんだ。3人とのセッションは私も初めてだったが、とても気持ちよく歌い、演奏できた。
「もう一曲やりましょうよ!」とKさんから声がかかり、ではということで「コルコヴァード」をご一緒したが、金井さんもこの曲はやりたかった、と言って素敵なGtソロ演奏を挟んでくれた。
タカオちゃんとナッケンは、全くの初見でする4人の歌と演奏のセッションを聞いてびっくりしていたが、あるレベルになるとそういったセッションを楽しめるようになるのは、皆さんもよくお分かりのことと思う。セッションの後も、ボサノヴァが聞けるブラジルのラジオ局の音楽サイトの話や、アーチストたちの話で盛り上がり、この夜は午前様の帰還となった。
ピックでGt演奏を披露するお二人、左が野津さん、右が金井さん、ともにギターの名手です。


地元狛江のライブハウス・add9thには、しばらくご無沙汰していたのだが、音友ウッチーから声がかかり、久しぶりに寄ってみた。この夜(21日)は「三遊亭小薗楽」の落語会があるのだが、忘年会の時期で人の集まりが悪く、予約も少ないので急きょお呼びが彼にもかかったとのこと。私まで引っ張り出されたわけだが、出し物は結構面白かった。絵の師匠と弟子のやり取りをお題にした「雀が三羽」ともう一題(お題は忘れたが)、ライブハウスで聞く落語というのも珍しかったが、話芸の楽しさを味わった夜だった。
ウッチーには、友人のピアノを調律する調律師を紹介してもらったお礼もあったので、落語会チャージとお酒を私が奢ったが、お返しにということで、すぐ近くの彼行きつけのカラオケ・スナックに誘われ、私も久しぶりにカラオケを楽しんだ。常連さんらしきお客が3組来ていて、次々と歌を披露していたが、皆さん歌いなれているらしく、なかなかの美声だった。私も、お姉さまにデュエットをお願いしたり、お兄さんの歌にハモリを入れたり、楽しませていただいた。「あの~、業界の方ですか?」と訊ねられ、「いえいえ、ただの歌好きです~!」などと答えて、訳もなく盛り上がってしまった。この夜歌ったのは、ウッチーが「その名はフジヤマ」(アントニオ古賀)と「ダンシング・オールナイト」(もんたよしのり)など、私はリクエストされた「リバーサイド・ホテル」(井上陽水)と「手紙」(由紀さおり)、「恋の町札幌」(デュエット)など...狛江の夜は更けていくのだった。

鳴り物入りで盛り上がっているウッチーと、歌の上手なお姉さま二人連れ、カラオケ店「この指とまれ」にて。






夜のお酒が続いた日の翌朝は、こんな風な朝食がいいですね!
ブルーベリーとラズベリー、ブラックベリーとストロベリー、ベリー尽くしにヨーグルトをかけて、まず最初に頂けば酵素もたっぷり!










「かようかい」も今年最後の日が24日(火)だった。よくもまあ飽きずに、毎週この店゛椿・珈琲店゛に集ったものだ。スタートしてからちょうど3年間が経った。会員も、やむを得ない事情でお休みすることはたまにあるが、ウッチーもイズミちゃんも私も、またハジメちゃんやタカコさん・ヒサコさんもタッキーやサイトウさん(京都や地方の撮影時は休み)も皆さんは大体毎週顔を出す。
シゲコママのおいしい手料理(結構ボリュウムたっぷり!)をいただきながら、お酒も季節ならではの飲物(日本酒熱燗やら焼酎お湯割り)などを飲みながら、店置き(マスターが集めてきた)のギター・ベース・トランペット・鳴り物などを演奏して、お店置きの歌本(歌詞記載)をめくりながら歌を楽しんでいる。この夜は、クリスマス・イブということもあって、イズミちゃんオリジナルの「南の国のクリスマス」を歌ったり、「きよしこの夜」や「クリスマス・イブ」(山下達郎)なども飛び出した。

動物頭飾り(キリン・シマウマ子猫など)をつけて盛り上がるタカコさんとイズミちゃん、ハジメちゃんとイズミちゃんは黒の正装でした。
明日28日(土)は、地元のライブハウス・add9th 恒例の「年末貸切日」で、常連さんたちが集まり、セッションや歌・演奏の披露で盛り上がる夜だ。ウッチーから、久しぶりに来ないか、という誘いがかかっているので、私も皆さんと楽しんでこようかと目論んでいる。
おかげさまで、いい音友や趣味友たちに恵まれて、楽しい日々を送らさせてもらった一年だった。
今年を一字で表すとしたら? とYKさん(健康オタクの)に問われて、私は『楽』と答えた。大した病気もせずに、健康に過ごすことができた日々だったが、仕事と家事とギターの弾きすぎで右肩と右腕に疲労がたまり、ケアしながらの一年でもあったが、それも大分回復してきたのでほっとしている。
このブログを覗いていただいている皆様にとっても、来年がまた健康に恵まれたよき年であることを願いながら、今年の最後のブログとしたいと思う。

夕陽を浴びた雲がたなびく向うに富士山のシルエット、多摩川堰堤の定点観測の地点より 。

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