2015年3月10日火曜日

3月の歌会から



大介バンドのメンバーたち:<前列左より>日系三世ランナウェイ内田(Pf)、踊るチェットベイカー斉藤(Tr/Vo)、
酒大好きサコ大介(Vo)、元祖必殺遊び人ミカ(Vo/Cho)、公家流れ真由美(Cho/Pn)、<後列>朝刊太郎キンヤ(Ba)、
ゲートBOYカド(Gt)、渋もてアメリカンJoe(Dr)...個性派ぞろいの曲者が名を連ねるが、音楽を楽しんで30年以上
続く実力派バンドだ。 横浜DOLPHYにて、All Photo by TAKA & HI


地元狛江を中心に、長年にわたり活動を続けている「大介バンド」のライブが横浜であるというので、桜木町

まで出かけてみた(3/1)。会場はDOLPHY、私も何度かここでのボサノヴァ会に出ているので、馴染みのライブ

ハウスだ。当日は生憎の大雨、午後からの昼ライブは席が半分ほどの来場者だったが、バンド8人メンバー

によるハーモニーと、ダイスケ独特のしゃがれ声の歌をゆったりと楽しんだ。演し物は、ダイスケの歌がほとんど

だが、途中斉藤さん(Tr)やミカさん(Cho)の歌も入って賑やかだった。やはり、長年続けているバンドの練れたハー

モニーが素晴らしく、Pf・Ba・Drのバランスも良かったので心地よい気持ちになった。ダイスケの歌世界は、

才気あふれる言葉が溢れている、という感じで、時には洋楽の自作詩版、時には冗談音楽風、ある時は

唱歌風...久し振りに聞いた(5年振り位?)歌の数々は、なかなか楽しかった。来場者はほとんどファンの方

たちなので、良くご存じの歌々なのだろうと察せられた。私自身は歌のタイトルも歌詞内容も、プログラムが

なかったのでほとんど覚えてこれなかったので、またホームページを拝見してチェックしてみようと思っている。

今回(3/15日)、私のバンドのライブにこのバンドの2人(ウッチー・Pf / Kemmy ・Dr)が参加してくれるし、また、

ゲスト・ヴァイオリンのみほこんをダイスケに紹介してもらったご縁もあるので、ドルフィでのライブに寄せて

もらったのだが、ご一緒した歌友のHIさんも、バンドのきれいなハーモニーに感心していた。帰路、中華店で

食べたビーフンと紹興酒の組み合わせがとても美味しかった。



ユウヤくんの弾くGtはタカ使用のガットギター、ソロ・ギタリストが弾くとこうも音が違うか!というほど
に良い音で奏でてくれた。音楽酒場PICKでのソウヘイくん(Ba)とユウヤくん(Gt)の2人のコラボ。


久し振りに、経堂の音楽酒場ピックの「洋楽ナイト」に顔を出してみた(3/5)。このところ、ジョビアウ・タカバンド

ライブの準備や悪天候のせいで参加出来なかったのだが、この夜は千客万来で賑やかなセッションとなった。

ソウヘイくんたちのバンドは3月末に2枚目のCDレコーディングを控えていて、この夜もメンバー5人で打ち

合わせを兼ねての参加、1曲ご披露ということで『ジルベルトの愛と悲しみ』という曲を演奏してくれたが、これ

なかなか素晴らしかった。全員20代という若いメンバー達だが、好きな音楽に注いでいるエネルギーの熱さを

感じさせてくれた。「なんだかこの店も随分と若返ったですね~!」 とマスターに冗談を飛ばしたが、彼等は

セッションに際しても礼儀が良く、演奏の実力も相当なものなので、一緒にやっていてもとても楽しいのだ。

常連のゲンさん(Vo/Gt)とお弟子さんの女性2人(KoさんとIZさん)の歌、女性パーカッションのFMさんもセッション

に加わり、とても盛り上がったセッションとなった。

私も2人と一緒に「オルフェのサンバ」と「黒いオルフェ」を歌い・演奏してみたが、気持ち良くやれた。セッション

の後、ユウヤくんからレコーディングに私のガットギターをお借りしたい、との申し入れがあり、「じゃ、とり

えず今弾いてみたら。」と渡してみた。曲名は聞き忘れたが、収録曲の様で、ゆったりとしたバラードの爪弾き

がとてもきれいだった。自分では普段弾かない音域(高フレット)まで指が動いていた。演奏後、ライブが終わった

ら彼に連絡することを約束し、彼は収録CDを必ず進呈しますというのを聞いてから、セッションを続ける皆さん

挨拶して店をお先に失礼した。



どようかい初デビュー!Pf(マリさん)・Gt(イズミちゃん/ハジメちゃん)・Uku(タカコさん/シガさん)の
即席バンド伴奏で歌う茂子ママ、歌は『I'm Crying for You』。しっとりと歌い上げ、皆から
やんや・やんやの拍手をもらった。




ライブの一週間前リハ(3/7)を、5人全員そろって狛江駅前のBENTENで行った。今回のジョビアウ・タカ

バンド ライブは、この時点で予約が満席となり、会場である経堂・音楽酒場ピックで用意した25席は、収容

一杯となってしまった。ご案内をしたがまだ予約連絡のないお客様には、また次の機会にお越しいただきたい

と、すべてお断りの連絡を入れる状況だった。メンバー達のやる気は俄然として集中力が増し、この日の曲

仕上げは順調に出来上がり、ライブ前のいい形のリハで終えることができた。

大きなウッドベース持参で帰るKAZA(Ba)を残して、3人(ウッチー・Kemmy・みほこん)は直行し、私は一度

自宅に戻り楽器を置いてから、皆で椿珈琲店に集合した。「お疲れ様でした!」の一杯と、茂子ママの手料理

を美味しくいただいた。皆も程よく出来上がった9時過ぎ頃、一杯ひっかけたと見える茂子ママが、あいさつに

立った。「お店を始めて7年になります。どようかい(かようかい)はもう5年経ちました。内田さんやタカさんの

お蔭でここまで来れました。何時もカウンターの中で皆さんの歌を聴かせてもらっているので、今日は練習

した私の歌を歌います! 曲は英語で『Crying Time』です」と。この夜のために練習したと見える即席バンド

のメンバー達の伴奏が始まり、茂子ママはそれに合わせてゆったりと3コーラス唄った。グラス片手にとても

いい雰囲気だった。最後はサイトウさん(Tr)やみほこん(Vio)も加わって、大合奏・合唱となった。それを聴く

ウッチーも私も、皆で歌会を楽しむためにこの店に集い、皆の歌う曲の伴奏をしたり歌集を作ったりして来た

苦労が報われると同時に、ここで培われたご縁の素晴らしさを噛みしめる想いだった。

どようかいの皆さん、茂子ママもマスターも、これからもよろしくね !

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