2012年6月26日火曜日

第2回 ザ・タペストリー ライブ(その① ライブまで)


「All of Me」で始まった ザ・タペストリーのライブ、メンバー左から AYA(Vo/Ba)・QP村山(Vo/Dr)・マッキー(As)・ヨッシー(Vo/ Bj/ MC)・TAKA(Vo/Gt)  Photo by K.Nakazawa
新宿のレストラン・パペラ(インド料理専門店)で開催された、第2回目の゛ザ・タペストリー ライブ゛は(6/24日)、ほぼ満席の25名が集まり、とても賑やかでメチャ楽しいライブとなった。こんな素敵なライブは、私自身にとっても初めてのことだったので、バンマスとして最後にお礼の挨拶をする時に、じわっと涙がこぼれそうになった位だった。その夜の盛り上がったライブ内容をここに6回に別けてご紹介する。
バンド結成のきっかけは、一昨年秋(2010年11月)に東京で開催された同期会だった。高校時代に音楽クラブをやっていたメンバーたち(QP村山・AYA・TAKA-ギター・マンドリン クラブ、マッキー / 吹奏楽)が偶然顔を合わせ、ヨッシー(大学時代にデキシーランド・ジャズ)も入って、「なんか一緒にやろうよ!」がスタートだった。結成の経緯や第1回のライブの様子は、このブログの2010年11月15日、2011年11月17日、11月21日、11月22日の項に詳しく紹介しているので、興味ある方はそちらを覗いてみてください。
ザ・タペストリー:バンドのプロフィール
2010年秋の同期会(東京開催)を機会に結成された、長野高校卒業(第17回期)の在京音楽愛好者たちで組まれたバンド。それぞれの分野ですでに音楽活動をしているメンバーたちが、新しく魅力的なサウンドを求めて集いバンドの音創りをして楽しんでいます。第1回ライブはメルパルク長野(201111月)にて好評開催、メンバー6人それぞれの個性と楽器が縦糸に、ジャズ・ボサノヴァ・ハワイアン・R and B・カントリー・オリジナルなど、ジャンルを超えた懐かしい曲が横糸に、ライブに集われた皆様のハートも織り込んで、゛まだまだ青春色゛のタペストリーが織り上がりました。
「青春とは人生の一時期を指すのではない。心の若さを言うのだ ウルマン」、今後の活動をお楽しみに!
午後4時前に会場に集まり、PAセッティングとゲスト・メンバーたちとの簡単なリハを終えて5時半には開場、すでに用意されたカレー料理と焼きたてのナン(これがなかなか美味しい!)、それに生ビールやワインなどを皆で食べたり飲んだしているうちに、ほとんどの出席者が揃った。
第1部は、我等タペストリーによるバンドの歌と演奏だ。第1回のライブが終わった後、新しいレパートリーを増やし、9曲中の7曲が新曲だった。半年のリハーサルの成果を披露する瞬間に胸が高まった。
実は、月1回(5月6月は2回、直前リハ1回)のリハ効率を高めるために、メンバー全員のPCに「プリント・ミュージック」の作譜ソフトを入れ(QP村山の協力による)、私が作成した共通譜面をメール添付で事前に各メンバーに送った。プリントした譜面を見て試演(試歌?)してからスタジオに集合するようにしたのだが、この効果は大きかった。ゲストメンバーとのリハも、共通の楽譜を私が作成し、事前に全員が譜面を見てからリハに集まったので、2部の9曲中6曲が新曲またはゲストの希望曲だったが、少ない回数のリハでも本番に臨むことができた。
リハの後は、毎回スタジオ近くの中華料理店で飲み会があり、餃子とビールでまず乾杯するのが通例で、何時ものメンバーにゲストを加えての゛お疲れ様会゛は、皆の近況だけでなく高校や大学時代のエピソードが次々に飛び出し、大笑いするうやら懐かしいやら、終電を気にしながら盛り上がるのが常だった。
元々、メンバーの歌や演奏のライブ活動は現在もかなり活発で、マッキーはジャズ・バンドやビッグ・バンドでソロを取ってサックスを吹いているし、AYAさんはハワイアン・バンドやカントリー・バンドでスチール・ギターを弾いているリーダーだし(当バンドではBa担当)、またQP村山は3~4のバンドでジャズやアメリカン・ポップス、J-ポップスのドラムを叩いてレパートリーは広いし、私TAKAはボサノヴァ中心に、ワールドポップス・J-ポップス・オリジナル曲と奥行きのあるジャンルに手を染めているし、なかなかの実力者が揃っているのだ。
ヨッシーは、このバンド結成を契機に再びバンジョーを弾き始めたこともあって、当初は演奏に多少不安もあったが、精進の結果Bjの伴奏・ソロ演奏もかなり上達していい演奏を聞かせてくれるようになった。ただ、曲内容によってはBjが余り向いていないものもあるので、QP村山と共にリズム・セクションをより強化するために、ジャズやボサノヴァ向きのカバサとシェーカーに取り組んでもらった。また、現在もデキシーランド・ジャズ公演の司会をしている彼にとって、MCは持ち前の絶妙な話術でなんなくこなせるとは言え、全曲のBj演奏する負担を出来るだけ減らしたかった。彼が快く引き受けてくれたお陰で、彼のカバサとマッキーのサックスと私のギター・歌との相性が抜群に良くなり、ベース・ドラムと合わさって全体にすっきりとしてメリハリのある音作りが出来るようになった。これも成果の一つだと思う。
結成間もなく、後から加入したシロー(Fl)は今回お休みだった。(この項つづく)

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